ライターとはどんな仕事をするのか?

ライターとはどんな仕事をするのか?

文章を書くのが好きな人が、一つの選択肢として考える仕事がライターです。自分の書いたものが多くの人に読んでもらえるというのはやりがいのあることですし、自分の能力を活かせる仕事ということで楽しく働けるかと思います。私も昔から本を読むのが好きだったことから、ライターという仕事に興味を持ち、細々とこの仕事をすることになりました。

ライターと一口に言ってもいろいろなタイプの仕事があります。最近仕事量もしくはその仕事に就く人が多いジャンルとしては、WEBライターが挙げられます。今や新しく世に出される文章のかなりの割合はネット上のページに書かれるものです。ニュース記事や情報コラム記事、企業のホームページをはじめとして、アフィリエイトサイトや広告サイトなど、たくさんのタイプのサイトが存在し、それぞれにライターが執筆した記事が必要となります。こうした記事は、掲載元の企業が作成することもありますが、多くのサイトは外部に発注していて専門のライターが記事を書いています。気軽にできる仕事として、主婦などもWEBライターとして活躍していますので、たくさんの人がWEBライターとなっています。

一方で、雑誌や新聞などの紙媒体の記事を執筆する専門ライターもいます。この場合は、出版社などに雇用される形で記者として活動することになります。それぞれの記者が専門のジャンルを受け持って記事を担当するケースがほとんどです。また、フリーライターとして自分なりに取材を行った上で記事を書き、それを雑誌社や新聞社などに売るという形で職をしている人もいます。

他にも、コピーライターという仕事もあります。この仕事は長い文章を書くのではなく、短いキャッチコピーを書くのがメインとなります。企業ブランドそのものや新商品、自治体からの観光客誘導コピーなど、様々な対象があります。短い言葉だから簡単だと思う人もいますが、短いからこそわずかな言葉の中に必要な情報、人を引き付ける文句を入れこまないといけないので、相当なスキルが求められます。

基本的にライターに「資格」はありません。「私はライターです!」と名乗った時点でライターになれます。ただ、ライターとしての基礎知識をつけるための勉強はある程度必要ですし、仕事をする上では何らかの肩書きがあった方が有利でしょう。たとえば、コピーライターに関して言うと、宣伝会議が主催する「コピーライター養成講座」という講座があります。また、「東京コピーライターズクラブ(TCC)会員」はコピーライターの中でも一目置かれる存在なのですが、これは毎年4月に行われるTCC新人賞審査に応募し、新人賞を受賞することで入会資格を得ることができるというものです。

★コピーライター養成講座

★東京コピーライターズクラブ